働くことの意味とは
何なんだろうか。
色んな人の人生を見聞きしていると、そんな壮大な問題を考えたりする。
私はキャリア志向だが、生活や家族の方が仕事より大事。
しかし優先順位をつけて時間を調整する時、その大事なものをないがしろにしている事の方が多数だ。若いうちはと思い続けていくうちに、それが日常になるのではないか。
正しい優先順位をつけたつもりで、本当はたくさんの幸せな場面を逃してきたのではないか。
この答えのない問題は常に頭の中にある。
忙しさがピークの時(8時から24時まで仕事をしていたとき)は本当にシャワーを浴びる時間もご飯を食べる時間もなく、肌はボロボロに荒れ、家族には不孝だと怒られ、彼とはバラバラの時間に寝た。もちろんそんな時は、仕事は抜群に順調で、肯定感も達成感も、成長している自覚もある。しかし、幸せなのかというと、微妙だ。
忙しさが落ち着いてくると、家に帰って彼にご飯を作ったり、家で映画を見たり、本を読んだり、英語の勉強をしたり、気持ちに余裕ができるから土日に両親と外出したり、とにかく充実する。そうしている時はものすごく幸せだが、どこかで仕事は大丈夫だろうかと心配になる。
日々の悩みはそういったバランスの中で形を変えて一つひとつのしかかってきては解決してゆく。
それでも多くの平坦な時間をお金に替えて、そのお金を楽しい時間に替える。
働く事の意味とは、何だかジェットコースターに並ぶ意味を同じように思えてくる。
最初っから並ばなかったら、ジェットコースターは楽しめない。
そういうものなのかな。
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