the circle サークル
一部内容のネタバレ有りです。
美女と野獣以来のemma watsonに期待して、公開日当日に劇場へ。
舞台はシリコンバレーかな、基本的にはGoogleのキャンパスみたいなところの,Googleみたいな会社での出来事。
主人公メイは友達のアニーの紹介を受けてサークルに入社。
CEOの話に惹きつけられながらも社内の社交的な雰囲気に戸惑うメイはそれにも次第に慣れてきて、パフォーマンスも上がってくる。
時間のほとんどサークル社に注ぎ込んでいるメイ、背反して両親と地元の友達との時間は減って行った。両親は責めないが寂しそう。
そしてある日メイに代わって両親を支えてる地元の友達と喧嘩する。
そんなこんながあって、ある日サークル社の製品の宣伝ををするために全てを公開することに。世界中から注目されファンも大勢いるが、逆に友達や両親身の回りの本当に大切な人たちを失っていく。
最後はちょっとわかりにくい終わり方だったけど、言いたかったことは、
ソーシャルネットワークが広がる世の中で物事は便利になったが、その反面倫理とか色々問題になっている。だけどそれはソーシャルネットワークがもたらしたものではなく、それを通して利益を得ようとしている人々の意図にコントロールされているから。それを排除すれば、技術自体は素晴らしいもので、シェアをすることは本来は素晴らしいこと。
ということだったのかな。
最後のシーンは、全員が全部シェアすれば見せたいものだけを見せたり(俗にいうインスタ映えみたいな)とか、一方的で無責任な偏った誹謗中傷とかはなくなって、便利でいいところだけが残る、みたいなメッセージに思えた。
全体的にはもう少し友人の心が離れる描写とか、メイの葛藤とかがもう少し丁寧に描かれていればもっと伝わりやすかったような気がする。
エマの可愛さと友人役のカレンギランの素敵キャリアウーマンっぷりはすごく良かった。
顔があんまり覚えられない彼氏はカレンギランがジェニファーローレンスにしか見えなかったらしい。雰囲気はちょっとわかる。
期待してたぶん、ちょっとなぁなぁで終わっちゃった感というか、なんだかこじんまりしててうーん。という感じでした。
でもエマが可愛かったからそれでよし。
終わり
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